みろちのアメリカ駐在生活 in ダラス

みろちのアメリカ駐在生活 in ダラス

2018年春から米テキサス州ダラス近郊在住。初めての海外生活の記録。

アメリカでの英語学習①

こんにちは!みろちです。

 

アメリカに駐在が決まり、英語で生活できるのか本当に不安でした。日本での英語教育は大学受験までしっかり受けてきたし、英語の成績も良かった。でも、得意なのは文法とリーディングのみで、海外旅行に行っても雰囲気で乗り切ってきました。日本人に多いタイプですよね。。

渡米してからは、少しでもコミュニケーションがとれるように、英語の勉強を続けています。といっても、1日数時間やれば良い方で、やらない日の方が多いですが・・・

学習方法は主にESLです。ここで、これまでに受講したESLについて振り返ってみます。

 

 コミュニティカレッジのESL

Collin CollegeのESLクラスを受講。Collin Collegeには①Continuing Education(社会人が勉強や資格取得のために受講するようなクラスを提供している。単位取得不可)のESLと、②カレッジのESL(単位取得可)があります。①はbeginner~advance、②はintermediate~transitionalのレベルがあり、いずれも事前にレベル判定のためのテストを受け、アドバイザーと相談した上で受講するクラスを決めます。

①は授業内容も比較的ゆるやか。宿題も多くないため、気軽に受けられますが、正直英語が上達したという実感はなかったです。英語学習に対して本気度が高い生徒の割合は低い。日本人も多く受講しており、私としては、英語の勉強をする場では日本人が少ない方がやりやすいので、あまり向いてなかったです。(とはいえ日本人の友人が増えたので、行って良かったです)

②の授業内容は①に比べてアカデミックになり、一つのトピックについてディスカッションやプレゼンするというものでした。宿題もスピーキング録音やエッセイなど時間のかかるものが多いです。このクラスではCredit(単位取得)コースの生徒とnon-Credit(単位非取得)コースの生徒が一緒に授業を受けており、Creditコースの生徒は留学できている若者ばかり。英語はできるけど単位を取るために受講しているやる気のない学生もいて、英語学習に対する本気度は生徒によりバラバラでした。とはいえ課題や宿題は全て講師が採点し成績がつくので、しっかり勉強しようという気持ちになります。①よりもスピーキングの練習をする機会は多かったです。また、課題として、カレッジの学生(ネイティブスピーカー)とESL受講生複数人でConversation Groupを作り、週に一度集まって一つのテーマについてディスカッションする、というものがあり、これが授業よりもはるかに会話の練習になりました。自分の国の文化について紹介したり、質問したり。少人数なのでESLのクラスよりも仲良くなりやすいです。

 

図書館のESL

PlanoやFriscoの図書館では無料のESLを提供しており、予約なしで自由に参加できます。渡米後まず参加したのがこのESLでした。1回90分で、図書館により進め方は多少異なりますが、人数が多いところはグループに分かれてその日のテーマについてボランティアの講師が説明したり、各自の意見を述べてディスカッションしたり。テーマは「家族」「旅行」「コーヒー」「読書」など様々で、参加者によって話が脱線するのも良い会話の練習になります。このESLは特にレベル分けはないので、英会話レベルが大きく離れた人とグループになることも多く、それはそれで良い練習になります。個人的にはこれが一番会話の練習になると感じていたのですが、コロナの影響で中止になったまま、2020年7月時点では今後の予定は未定です。残念・・・

 

教会のESL

テキサスの教会はアメリカの中でも規模が大きく、メガチャーチと呼ばれているようですが、大きな教会ではだいたいESLを無料で提供しています。私は知り合いに教えてもらったり、Google mapから近所の教会のホームページを見てESLの有無を調査しました。私が受講したESLは、先生がアメリカの文化について説明し(資料配布あり)、それについてディスカッションしたり質問する、という内容です。説明を聞いている時間が長く、会話の練習はあまり多くありませんが、アメリカの祝日や文化について興味深い話が聞けるので気に入っていました。また、それなりのボリュームの資料を読むのでリーディングの勉強にもなり、関連するボキャブラリーも得ることが出来ます。サンクスギビングやクリスマスには教会のイベントに参加することもでき、アメリカの文化に触れる良い機会でした。

知人から話を聞くと、市販のテキストを使った文法メインの授業や、バイブルを読む授業など、教会によって授業内容は異なるようです。どこの教会も日本人が複数人は受講していると聞きます。私が参加していた授業もアジア系がメインで、日本人も複数いました。2020年7月時点ではコロナの影響でin personの授業は行われておらず、オンラインで授業が提供されています。

 

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以上、とりあえず目に付いたものは試してみるという気持ちでいろいろなESLに参加してきました。私はとにかく会話が出来るようになることが目的で、渡米当初、最も期待していたのはコミュニティカレッジのESLでした。しかし、蓋を開けてみると図書館と教会の方が会話の練習になったと感じます。カレッジでは説明を聞いたり文法やボキャブラリーの演習問題を解く時間も多く、授業時間に対するスピーキングの割合は少ないと感じました。あくまで私の感想ですが、しゃべる練習は図書館と教会で十分と思います。

 

コロナの影響もあり、2020年7月時点で受講を継続しているのは教会のESLのみです。Stay HomeになってESLの時間が減ったので、オンライン英会話や参考書を使った勉強も始めました。これらについてもそのうち記録として綴りたいと思います!